ヨガと温泉と本。森林浴もできる日帰りリトリート(湯河原)

本サイト日帰りリトリートプログラムにも紹介している神奈川県湯河原にある湯河原惣湯Books and Retreatさんへ3月下旬、ヨガ×温泉プログラムに参加してきました。施設名通り、"温泉と本でリトリートする"をコンセプトとした場所ですが月に1度ヨガレッスン(60分)を含む3時間のリトリートプランが用意されています。

厳選された本を美しく並べるライブラリーの様子
2階にあるライブラリーには普段手に取らない様なタイトルの本が綺麗に並んでいました

温泉とヨガ 理想的な日帰りリトリート

3月下旬とあって本来なら桜が見頃なシーズン。しかしこの日はあいにくの雨でした。
ただ、緑が美しいこのエリアは雨の音としっとりとした景色がまた絵になるほど素敵で、平日だったせいか、観光客も少なかったため、静寂な空気感が漂い神秘的でした。

湯河原惣湯入口の様子
バス停目の前にすぐ建物があります

惣湯までのアクセス

湯河原駅からバスで約10分。
施設は目の前にあるのですが温泉とヨガのプランに参加するには奥の建物まで歩いていく必要があります。

思ったよりも距離がありますが、川沿いを歩くことで森林浴ができる豊かなお散歩道でした。
川のせせらぎと自然の音をBGMにどんどん進んでいきます。

惣湯テラスまで緑が続く
整備された歩道は緑に囲まれた素敵な雰囲気で気持ちの良い散歩コース
雨も美しい湯河原惣湯の雰囲気
平日の午前中 ほとんど人と会わず自然の中を散歩しながら進みます
惣湯テラスの外観の様子
こちらが惣湯テラスという予約制温泉施設

私は午前11時から午後2時までの3時間プランに参加しました。
ヨガレッスンは自然を見ながら、大きな窓を正面に、素敵な雰囲気の中で60分心身を整えていきます。

惣湯テラスの館内の様子
大きな窓を正面に開放感溢れる場所でのヨガ

日帰りプランに含まれていたもの

「ヨガ×温泉」3時間プランに含まれていたもの
11:00〜14:00利用

・ヨガレッスン(60分)
・温泉(源泉かけ流し)、サウナ、奥の湯で貸切湯船(20分)
・フリードリンク(1杯)
・ライブラリー利用(1,500の蔵書からセレクトされた150冊を自由に読める)
・館内着、タオル利用


費用:5,500円
その他費用:ランチ700円〜、自宅から湯河原駅までの往復交通費約4,000円
※希望者には玄関テラスにあるカフェからパンの軽食を届けてくれます(有料)。

初心者でも参加できるヨガレッスン

・ヨガレッスン(60分)
レッスンをして下さった方は東京、神奈川でヨガ指導をされており、ご自身のスタジオでもレッスンをご提供されているとても素敵な人でした。部屋に入ると気さくに参加者1人1人にお声かけをされていて緊張をほぐしていました。上手なリードと適度な強度、ポイントをついたアドバイスで充実の60分でした。ヨガ初心者の方も居ましたが無理なく楽しく満足されていた様子です。

貸切露天風呂の利用も可

・温泉
ヨガレッスンの後、私は貸切露天風呂に直行。1人20分の利用が可能で名前を書いて順番待ちです。私の前に1人入浴されており私は近くの離れでゆっくり過ごして待っていました。その後入浴。独り占めで贅沢な時間。川の音がとにかく癒しでお風呂に浸かりながら自然を眺めるだけで最高な気分になれます。その後大風呂に向かい、ゆっくり入浴とサウナで湯を堪能しました。

奥の湯という貸切露天風呂とラウンジがあるエリア
左の建物が貸切露天風呂の場所で正面はラウンジ
惣湯テラスにある大浴場
こちらは大風呂 しかしタイミング良く貸切で使用できました

ランチは軽食。3時間では少し物足りない…

・ランチ
温泉を堪能した為利用時間が残り30分程度となってしまい、事前に頼んでおいたカフェのサンドイッチをテラスで黙食しました。ヨガと温泉でエネルギーを随分消費したせいか、お腹がとても空いていたので味覚が敏感になっておりとても美味しかったです…!

残念ながら時間がなく、この施設の売りである読書が全く出来ませんでした(涙)
ライブラリーのデスクに並べられた本のタイトルを見ていると気になるタイトル、読みたくなるキーワードなどが次々目に飛び込んできたのですがあいにくの時間切れ。ちーん(笑)。
でも良い気づきがありました。普段私が手にとらないジャンルの本があり、「なんかこの本気になるなぁ」と思ったのは今の自分、本能が求めているものなのかな、と気づくことができました。

後々気がついたのですが延長1時間につき1,100円で滞在ができたそうです、、(フロントで渡された案内に書いてあった。見てない私…)。
なので時間が足りない方は是非延長も検討してみてください。
ここではあくせく時間を過ごすのは本末転倒なので急いでアレもコレも、みたいな過ごし方は3時間では難しいかなと思います。

施設内での読書の時間は持てなかったのですが、私はこの惣湯の施設を出た後、既に雨もあがっていたので、周辺にある自然の中に身を置き、しばらく時間を過ごしました。川沿いに誰でも使える椅子やテーブルが各所に置いてあり、のんびり過ごせる場所が実は施設外にたくさんあります。

利用者以外でもアクセスできる遊歩道
川の真横に遊歩道が整備されて森林散歩ができます
遊歩道には川のせせらぎを座って聞ける椅子が用意
このエリアは惣湯テラス利用者以外でも自由にアクセスできる開放された場所です
川のせせらぎをBGMにゆったり過ごす
私はこちらの場所でゆっくり自分と向き合う時間を持ちました

リトリート終了と振り返り

軽い瞑想と、今感じていること、明日以降の自分へのメッセージなどをノートに残していく作業をしました。
平日ということもあって殆ど人の行き来がなく、実はものすごいゆったりした贅沢な時間を川沿いで過ごせました。本を持っていたらそこで読書を堪能できたと思います。

私がその時感じた事、自分と対話して理解した事は「思考と行動が一致していない日々を過ごしていた。自分の声を聞こえないふりして過ごし、行動していた事が苦しみになっていた。」という事でした。
私はやっぱり立ち止まる、自分と向き合う、という時間を意識的に、強制的に持つ必要性と重要性を改めて感じました。


日帰りリトリートのまとめ

前回のリトリートから約1ヶ月、間が空いてしまいましたが、日々を過ごしている間に気がつくと自分を取り巻く周りのものたちに知らず知らず埋め尽くされている事があります。

自分の人生なのに自分の心を無視し続けて過ごすのは全く違う人生を歩んでしまいます。
なのでこうしてリトリートを通して心を研いで磨いて本来の自分に戻っていく時間が必要です。でも出家せず生きていたら社会と関わりを持たずに生きるのは無理なのでどうしても日常に引きづられ『自分<周囲・社会』が求める自分が優勢になります。
そのまま過ごしてしまうと他人軸の人生を歩む事になってしまうので定期的に自分を取り戻すリトリートが絶対必要です。

リトリートはもちろん日帰りでも出来ますが、リトリートで研がれた自分の継続時間は「リトリートに浸れる時間&日常生活圏からの距離」は相関関係にあるのでは、と感じました。実際どうか?できれば長期間のリトリートに参加して効果を実験してみたいものです(笑)。

色々なことを感じ、気づいた3月のリトリート。
5step cycleをベースにリトリートで得た自分へのメッセージを明日以降に繋げ、行動に移していきたいと思います。
春は色々始まる季節ということもあり、リトリートをするにもとても良いタイミングだと思います。

私が今回参加したリトリートの詳細、ご予約は湯河原惣湯さんHP内「お知らせ」欄にてご確認ください♡




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