リトリートの進め方である5ステップサイクル
5ステップサイクル

5(ファイブ)ステップサイクルとは

5 step cycleとは「トグ・リトリート」が推奨する自分を研ぎ磨くリトリートを行うための方法です。

いざ「リトリートに参加しよう!」、と決めた方でもただ開催されているプログラムに参加するだけでは数日後にはその体験も薄れてしまう事が多いでしょう。なんとなく気持ちよかった、で終わらせずにしっかりと自分の中に根付かせ、残していく事が大切です。

トグ・リトリートでは上の図のように5つの段階を踏んで進めていくことをオススメしています。
このサイクルをベースに、自分のオリジナルリトリートプログラムを作る事もできます。
「サイクル」と謳っているように、1回で終了、ではなく、定期的にこのサイクルは繰り返し行う事が大事です。

ここではリトリートを行う目的として、最終ゴールは"自分が研ぎ澄まされた状態"になっていること、を目指します。
それはがんじがらめになっていたマインド、悩みなどがほぐされた状態でもあります。

もやもやした状態から抜け出し研ぎ澄まされた状態へ。
自分が抱えているあらゆるほつれをほどき、といでいく。そして自分を取り巻くありとあらゆるものを研ぎ、磨いていく。

進める上での前提条件

・1人で行うこと
・静かな環境を作ること
・非日常に身を置く or 触れること

トグ状態を繰り返し行っていく事で自分自身の中で自然とリトリートできる状態を作っていくことができます。
既存のリトリートプログラムに参加せずとも、個人で好きな要素を組み合わせてプログラム化することができます。

各ステップで行うこと

心身を整える
1・整える

方法:ヨガで心身を整える。呼吸を整える。瞑想で思考を整える。 ヨガは自身を整える方法として包括的に効果的な要素が多い。心を整えることは難しいが身体を動かしながら整えていくことは心へのアプローチよりも簡単です。心身は繋がっている為、身体が整っていることを感じると自然と心も落ち着いていきフラットな気持ちの状態を得やすい。座禅や瞑想で「整え」をしても良いですが長時間同じ姿勢をkeepする事の方が実はヨガで身体を動かす以上に負荷があります。


五感を使う
2・五感を使う

方法:五感を使う・刺激するものに触れて自分自身の感性を蘇らせる。自然に身を置く、無になる、自然の中でぼーっとする。自然の音に耳を傾ける。木々の音、風の音、鳥の鳴き声、暑さ/寒さ、匂い、肌、舌で感じるものなどふんだんに自由に感じとって五感を使う。五感を刺激する綺麗なものに触れることもOK(例えば普段行かないアート(絵や音楽)の世界に飛び込むなど。


心身を満足させ満たす
3・満たす

方法:前向きなもの、価値あるもの、エネルギーになりそうなものを浴びる、体内に取り入れる。健康的なもの、新鮮なものやパワーがあるものを食べる。スピリチュアルなものや普段接点のないような高尚なもの、お経や説法を聴く、経典/聖書などに触れて知識を吸収して学ぶ。


自分へ大切な事をメッセージとして残す
4・残す、伝える

方法:日記に残す。明日への自分へメッセージを綴る。自分に正直に伝える。好き、嫌い、したい、したくない、なりたい自分となりたくない自分、明日への目標 など。今抱えている思い、悩み、全ての考えを言語化して視覚的に何をどう感じているのか客観的に見つめる。リトリートを通して感じ取った正直な自分への言葉を明日の自分へ送りましょう。誰にも見せる事のないノートなので本心で感じている思いを赤裸々に残すことが大切。参加するリトリートプログラムが複数日程続く場合はプログラムが終了するまでこの日記を毎日続けていきましょう。長文でなくても大丈夫、思っている事を全て書き切ったと思えば短くてもOKです。


明日への行動へ移す
5・移す

方法: リトリートプログラムを終えた後、実際には次なる行動へ移すという事が大切です。 4th stepまでで感じた事、自分の正直な思いに触れて本当はどうしたいのかを過去の自分に伝えてもらったはず。次は実際にどうしたいか、への第一歩を踏み出す行動へ移してみましょう。日記を読み返して行動の意志を強く持ち続ける事が大切です。その日記は自分の本心であり、誰よりもあなたを真剣に考えた結果の愛情あるメッセージです。そのメッセージは今の自分にとても大事な事が書かれているはず。


リトリートは定期的に行う事がとても大事です。1度受けただけで解決!というものではなく、1ヶ月に1〜2回こうしたトグ状態を意識的に設ける事で日々の生活がバランスの取れた、自分らしく快適な状態でいつづける事ができます。