あじわう
味覚に訴えるリトリートは食べることを軸にした内容で構成されます。旬の新鮮な食材をそのまま頂き本来の味覚機能を蘇らせたり、身体に負担の少ない、優しい料理を自然豊かな場所でゆっくり頂いたり。忙しく過ごす人にとっては食事そのものに集中することなく、なんとなく食べて過ごしています。外食が多い人は知らない間に濃い味付けになれてしまい、食材本来の味だけでは物足りなくなり味覚が麻痺している人も少なくありません。
味わうリトリートでは食を通して心と身体の栄養を育み、大地や地球の恵に思い巡らせ過ごす時間を送ります。
味わう・リトリート事例
FTTリトリート
FTT=Farm To Tableとは「農場から食卓へ」という意味で安心安全なフレッシュでオーガニックな食材を使用した料理をいただくこと。また、環境を配慮したサステナブル食材を地産地消することも指す。母なる大地、地球について考えたり、環境を配慮しながら、生産者との繋がり、美味しい旬の新鮮食材を体に沢山取り入れて物理的にも心理的にもエネルギーを取り入れるリトリート。
アーユルヴェーダ食リトリート
アーユルヴェーダは身体と心に寄り添い自身の心地よい状態へと導くための伝承医療。その中の「食事」を軸としたフードリトリート。アーユルヴェーダの智慧を使った体質別の食事療法や6味の性質を学び理解して身体に取り入れていく。体内の巡りを活性化させ、自分に合った食事方法、セルフケアへの知識も体得。リトリート後の日々の生活にも取り入れ継続していく。
断食リトリート
忙しい現代人にとって簡単で便利な食事は多くのメリットを与えてくれた。ただしその引き換えに代償もある。丁寧で優しい食事の機会を失い、素材そのものの味を感じにくく、味覚が麻痺した状態の人も多い。断食リトリートではバランスを崩した味覚を取り戻すため数日間の食事制限を行い体の毒素を落とし、舌の感覚を正常に近づける。体に負担をかけない優しい断食をベースに養生食、精進料理をいただき、心身の浄化を目指す。